六厘舎

ちょっと前に実は東京駅一番街の六厘舎で食べたことがあって、そのときは「これが巷間に噂される六厘舎なのか?」と素朴に思い、なんというかぼんやりして旨味に欠けたスープでしょっぱいだけのタレを溶いたようなつけ汁に、ゴムがふやけたみたいな麺をつけさせられたもんじゃないかと内心本当にがっかりしていたわけです。

本店の六厘舎ってはやく入れて1時間、普通に2時間3時間待つといわれていたアレはこういうもんなのかと。

 

そんなことをぼんやり思い返していたら、そういえば本店って大崎だったっけ。けっこう近場だわ、と思いたち、ちょっと再戦申し込んでみるかーと重い腰をあげたのがクリスマス・イヴ。

 

あ、なにこれうまい。

 

といったとかいわないとか。つけ汁の旨みは最高だし、濃厚さはいうまでもなく、麺を食べきる頃にはつけ汁自体がほとんどなくなるほどの絡み具合。その麺はしっかりとした噛みごたえで麦の味も強く、しっかり締まっていて言うことなし。

雨もやがて雪にかわろうとしている頃でした(勝手な演出、当日は晴天)。

 

そして年の瀬も押し迫った31日大晦日。

なんかつけ麺が食べたいけど、もうどこも開いてないよなーと思いながらちょびっと調べてみると近場で1軒。

それは六厘舎 大崎店・・・。

ハイ!ドン!

(しかもチャーシューつけてます)

年越しそばまで六厘舎と相成りまして候。

 

 

これが「例のブツ」です。よろしくごさしゅうください。